内容
東日本大震災の原発事故により避難を余儀なくされた南相馬市小高区。
2016年7月の避難指示解除後から始まった復興まちづくりのサポートを行っています。
震災前に1万人いた人口も、現在は約3,000人程度。商店が立ち並んでいたまちなかにも、空き地が多く点在しています。
殺風景なまちなかに彩りを加えていくと同時に、帰還した住民同士の憩いの場へ。
空き地を利活用し、まちなかに菜園を増やしていくことを試みています。
レイズドベッドを用いて、除染された砂利の上でも花や野菜、ハーブを育てられるようにし、商店が不足している中でも、空き地を活用することで、小高ならではの豊かな食や暮らし方ができるのではないかと、実践しながら検討しています。
震災前の小高に戻ることは難しいですが、ここから新たな小高の町並み、景観を築いていくことを目指しています。